和讃をあじわう(至心・信楽・欲生と)
こんばんは。
タイ在住時の知り合いが交通事故になり、お見舞いで相模原まで行ってきたのお坊さん見習い「YURYU」です。
全治三ヶ月の重傷ですが、いたって元気だったので安心しました。
今日はまた和讃のご説明を交えたお話です。
この和讃はとてもお気に入っております。
至心・信楽・欲生と
十方諸有をすすめてぞ
不思議の誓願あらはして
真実報土の因とする
阿弥陀仏は本願に至心・信楽・欲生の三心を誓われ、それを私たち一切の衆生に勧めておられます。
そもそも本願は、一切衆生が往生できなければさとりを開かないと、衆生の往生とみずからのさとりを一体に誓って発された願いであり、また往生成仏できるような要素を何一つもたない凡夫を必ず成仏させる不思議なはたらきがあります。
その具体的なはたらきが三心として誓われる他力信心ですから、信心を往生成仏の実を結ぶ因とされるのです。
「至心信楽欲生」の三心を「真実の一念」に!
皆さまに良き「仏縁」が恵まれますように