在家のお坊さんのつぶやき

在家のお坊さんが、法務や生活体験をもとにしたつぶやき、タイの面白い情報、本山で学んだ「仏教」の解りやすい情報、仏教・お寺を身近に感じる情報などを発信しております。

夏安居について

こんにちは。

 

お坊さん見習いのYURYUです。

 

これは「げあんご」と読みます。

夏の三か月の間、僧が一か所にこもって修行すること。とコトバンクにあります。

 

本来の目的は、雨期には草木が生え繁り、昆虫、蛇などの数多くの小動物が活動するため、小動物に対する無用な殺生を防ぐために、居にこもることを言います。釈尊(お釈迦様)在世中より始められたとされ、その後、仏教の伝来とともに中国や日本に伝わりました。

 

タイでも毎年旧暦8月の十六夜の日、パンサー(พรรษา)と呼ばれる「安居」があり、安居に入ることをカオパンサー(เข้าพรรษา)「入安居」といいます。

旧暦11月の満月の日に、安吾を終えることをオークパンサー(ออกพรรษา)「出安居」といいます。 「入安居」「出安居」の日は、タイ全土が禁酒になります。

 

私どもの宗派も、本山で夏安居「夏期大学講座」が行われ、3泊4日で参加してまいりました。

 

画像は私どもの本山「浄土真宗東本願寺派 本山東本願寺」です。

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何十年ぶりに、学生にもどった気分の「合宿」でした。

参加した僧侶の方々は、私の息子ぐらいの歳で、老体に鞭打って頑張りました。

毎年参加を決めておりますので、老けないように精進しなければ。

 

皆さまにも、よき「仏縁」が恵まれますように。 

 

南無阿弥陀仏

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