一年は早いものですね
こんにちは。
本山の学院も、残すところ一か月半で終了してしまいます。
私はまだ1年ありますが、先輩方は卒業の準備を始めています。
歳をとると一年はあっという間に過ぎてしまい、時の流れを緩やかにしたいと思ってしまう、お坊さん見習の「YURYU」です。
今日は学院のレポート提出を見据えて、デスクトップPCを3年ぶりにセッティングしました。
タイから持ち帰って、一度も起動していなかったので心配でしたが、何とか起動してくれましたので一安心しております。
今日は真宗学のH先生が好きなお言葉「和顔愛語」(わげんあいご)について書かせて頂きます。
『大無量寿経』というお経の中に、「和顔愛語」という言葉が出てまいります。
「和顔愛語」とは読んで字のごとく、和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することです。
この言葉の後には、「先意承問」(せんいじょうもん)と続きます。
これは相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取り、自分が満たしてあげるという意味です。
「和顔愛語 先意承問」とは、和やかな顔と思いやりの言葉で人に接して相手の気持ちをいたわり、先に相手の気持ちを察して、相手のために何ができるか自分自身に問いただすということになります。
辛いときや嫌なことがあったとき、愚痴をこぼしたくなるとき、そんなときこそ、まず自分から笑顔と優しい言葉で周りの人に接する姿勢が大切であると教えてくれる、それが「和顔愛語」という事になります。
私も「和顔愛語」を心掛けたいと思います。
皆さまによき「仏縁」が恵まれますように