在家のお坊さんのつぶやき

在家のお坊さんが、法務や生活体験をもとにしたつぶやき、タイの面白い情報、本山で学んだ「仏教」の解りやすい情報、仏教・お寺を身近に感じる情報などを発信しております。

十方微塵世界の

おはようございます。

 

和讃を簡単にご説明できれば、皆さまにもっとご開山親鸞聖人さまの御心をご理解できるのではと思う、お坊さん見習いの「YURYU」です。

 

ご和讃(わさん)とは、仏教の教義や仏さま、菩薩さま、あるいは高僧の方々の徳などを、和語(日本の言葉)で讃えた和歌に似た、節をつけたものです。

 

十方微塵世界の
念仏の衆生をみそなわし
摂取して捨てざれば
阿弥陀となづけたてまつる

 

限りの無い宇宙にある無数の世界で、阿弥陀さまの名を称える数限りない者たちをごらんになり、その皆のすべてを収めとりって、絶対に捨てられることがない。それゆえに阿弥陀佛と名づけられました。

すなわち「すべての衆生を、妨げられることなく、お救いくださる仏さま」と名づけたてまつります。

 

もっとわかりやすく

無限の宇宙にある、数え切れないくらいの世界に

阿弥陀さまのお名前を称える方々をご覧になり、「よし我が名前を称える者たちを浄土に生まれさせ、絶対にその世界から手放さない」

そのような無限に広いお心を持つ仏さまですから、無限という意味の仏さま(阿弥陀=amita)となづけられました。

 

皆さまにも阿弥陀さまのご栄光が見えておられますか?

 

よき「仏縁」に巡り合えますように

南無阿弥陀仏

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