在家のお坊さんのつぶやき

在家のお坊さんが、法務や生活体験をもとにしたつぶやき、タイの面白い情報、本山で学んだ「仏教」の解りやすい情報、仏教・お寺を身近に感じる情報などを発信しております。

阿弥陀さまをフォローしよう

おはようございます。

 

お釈迦さまを「釋尊(しゃくそん)」と呼ばなければいけないお坊さん見習いの「YURYU」です。

 

自分なりにつたない仏教知識で、「仏教に関する」言葉や、教えを現代の人にも理解していただく表現は何だろうと考えています。

 

FacebookTwitterなどで特定の方を指定して情報を受けることを「フォロー」と言いますよね。

では皆さま「阿弥陀さまをフォロー」しましょう。

何をフォローかな? 阿弥陀さまからの情報はSNSには来ないですよね。

言い換えます「阿弥陀さまの教えをフォロー」しましょう。

阿弥陀さまの教えとは?何でしょうか?

お釈迦さまが説かれた教え「お経典(お経)」になります。

我が宗派では「仏説大無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」が所依の経典になります。

そこに説かれている内容をフォローしていただきたいと思います。

観無量寿経には「王舎城の悲劇」が説かれていますし、大無量寿経には「尊者阿難(あなん)を主人公としたお経のストーリー」、「阿弥陀経」にはお浄土の荘厳さが説かれております。

難しいお話は抜きにして、簡単にご説明できるように頑張ります。

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仏説阿弥陀経(小経)

 

お釈迦さまが全盛を誇った時代はまだ文字が一般的ではありませんでした。

如是我聞から始まるのが仏説経典の特徴です。「私はこのようにお聞きしました」と始まり、そこに臨席をしているお釈迦さまのお弟子さんの紹介から始まり、極楽浄土のありさまや、極楽にまします阿弥陀さまの功徳などを説き、生ある者たちは極楽へと往生を願うべきこと、さらに宇宙の全方向の諸仏もお念仏のみ教えを勧めていることを説いているのが阿弥陀経です。

全文を書くと長いので、折に触れて読経をなさることをお勧めします。

 

皆さまがよき「仏縁」に恵まれますように

南無阿弥陀仏

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