言語道断について
おはようございます。
最近は和讃の難しさに閉口している、お坊さん見習いの「YURYU」です。
今日も仏教用語から「言語道断(ごんごどうだん)」をご説明します。
皆さまの一般的な使い方には、たいそうひどいこと、という意味で使われているように思います。
「先生に意見をするなんて、言語道断だ!」とか。
この「言語道断」も仏教用語であり、意味は「言語の道は断たれている」となります。
仏教の法(真理)ないし、究極の境地は、口(言葉)や文字(文章)ではとても表しえないほど、奥深いことを言いたいのではないかと思います。
つまり、覚りの境地や究極の真理は、言葉や文字で伝えることはできない、ということになります。
それだけ教えは奥が深いと言うことになります。
日々精進です。