在家のお坊さんのつぶやき

在家のお坊さんが、法務や生活体験をもとにしたつぶやき、タイの面白い情報、本山で学んだ「仏教」の解りやすい情報、仏教・お寺を身近に感じる情報などを発信しております。

最近の自然災害に思うこと

おはようございます。

 

新米のお坊さん「YURYU」です。

 

最近の自然災害、日本に被害と、暗い影を落としております。

亡くなれれた方々に、心からのお悔みを申し上げたいと思います。

また、被災・罹災をされた方々に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 

合掌

 

御開山 親鸞聖人さまが、得度をされたのは9歳の春、京都の粟田口にある青蓮院の門をくぐり、出家得度に臨まれた時の有名なお話があります。

得度を申し出た時に、お師匠さまとなられる慈円大僧正(天台座主を務めた方)さまは、「今日は日も暮れかけたので、明日にしましょう」と言われた時、幼い親鸞聖人さまは、このような歌を詠み慈円院主に訴えたそうです。

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

 今咲き誇っている桜も、今晩嵐にあって散ってしまうかもしれない。

 

人間も同じこと、明日は必ず来るとは言えません。

 

今この時を大切に生きなければならないという、お聖人さまの思いが詰まった言葉であると思います。

 

一期一会を大切に

南無阿弥陀仏

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